海外利益の円換算額が増える
同じ1ドルの利益でも、円へ換算した金額が大きくなります。
変化 → 利益への伝わり方 → 影響を受ける業界の順にたどれます。ニュースと企業業績を結びつける練習に使えます。
外貨で稼ぐ企業の円換算利益は増えやすい一方、輸入品・燃料・原材料の負担は重くなります。
同じ1ドルの利益でも、円へ換算した金額が大きくなります。
外国人から見ると日本の商品や旅行が相対的に安くなります。
ドル建ての燃料・穀物・原材料を円で買う負担が増えます。
海外売上比率だけでなく、海外生産比率、輸入原価、為替予約、値上げの進み具合を確認します。
預貸金利ざやや運用利回りには追い風ですが、借入負担と株価評価には逆風になりやすい変化です。
預金金利との差や運用資産の利回りが改善する余地が生まれます。
借金が多い企業ほど借り換え後の支払利息が増えやすくなります。
遠い将来の成長期待で評価される株ほど、株価評価が縮みやすくなります。
金利が上がった理由、固定・変動金利の構成、借入の返済期限、保有債券の評価損を分けて確認します。
資源を売る側には追い風ですが、燃料や原料として使う側にはコスト増となります。値上げまでの時間差が重要です。
原油・ガス権益を持つ企業は販売単価の上昇が収益へ伝わりやすくなります。
航空燃料、軽油、船舶燃料などの負担が増えます。
ナフサ、樹脂、電力などを通じて幅広い製造業へ波及します。
原油高の原因が需要増か供給不安か、在庫評価、価格転嫁、燃料ヘッジ、権益持分を確認します。
「相場とセクター」では、12条件から2つを選び、共通する追い風・逆風・相反する影響を比較できます。
業界への影響は一般的な伝わり方を整理したものです。同じ業界でも海外売上、調達先、価格転嫁力、財務構成によって影響は異なります。特定銘柄の値動きや業績を予測するものではありません。